VARANASI・ヴァーラーナスィー ホーム > 日記 >

ヒンドゥー教の聖地と言ったら、ヴァーラーナスィーだろう。シヴァ神の聖都だ。
もっとわかりやすく言うと、ヒマーラヤの水を集めたガンジス川が平原を流れ、シヴァ神の額にある三日月形に曲がるところに、ある歴史を持つ町だ。ここでは、ガンジス川の事をガンガーと呼ばせて頂きます。
この地にはたくさんの死を待つ人たちが来ている。ヒンドゥーの信仰によると、ガンガーで沐浴すると、すべての罪が洗い流され、ここで死に、遺灰をガンガーで流されれば、輪廻からの解説を得るという。ヒンドゥー教徒にとっては最高の幸せだ。この町には年間100万人以上の人が訪れている。
ここヴァーラーナスィーを訪れるのなら、ガンガーでの沐浴をして頂きたいものだ。

主なみどころ
・ガンガー
ガンガーとはガンジス川のことだ。せっかくなら朝早く、日の出の前に着くといいだろう。小船に揺られながら、ガンガーから昇る太陽を見るのは格別だ。そして、朝早くからたくさんの人たちが沐浴をしたり、シャワー代わりに体を洗ったり、洗濯をしたりしている。ガートの付近にはチャイ屋が並び、幼い少女たちはガンガーに捧げる花を売る。チャイを飲みながら、人の行きかう姿を見ていると、時が経つのも忘れてしまうだろう。
ガンガー沿いにあるお勧めのチャイ屋さん
久美子ハウス(ゲストハウス)の脇にある階段を降りたすぐ右にあります。「いもちゃん」という名前です。ここのオーナーいわく、彼の名前はヒンドゥー後でいもだから、いもちゃんにしたとの事でした。ここにはボートもあり、1時間一人20ルピー(50円ぐらい)で、格安です。
プージャー(礼拝)
ガンガーではプージャーが行われている。日没時に行われていて、たくさんの見物客がいる。ボートからも見ることができる。
・火葬場(マニカルニカー・ガート)
ここで火葬されるために、死を待つ人たちがたくさんこの地にやってきたり、インド中から火葬されるために遺体が運ばれてくる。男性は白、女性はオレンジの布に包まれ、竹の担架に乗せられている。一体が燃えるまでには、3時間ほどかかり、女性は腰の周り、男性は胸の周辺がなかなか燃え尽きない。赤ちゃんや妊婦、ヘビにかまれて亡くなった人やサードゥーは火葬する事ができないため、担架ごと重い石をくくりつけられ、ガンガーに沈められる。石が取れてしまったのか、時々布に巻かれた死体が浮いていることもある。
ここでの撮影は禁止だ。カメラを持っているだけで、偽サードゥーのような人やここでボランティアをやっているという人が「金を払え」とか言ってきたり、噂だが写真撮影が原因でつれさられた人の話も聞くから注意をしよう。自称ボランティアと言っている人達は観光客に薪代を寄付しろと言ってくるが、払う必要はない。本当に薪代に使われているかどうかは疑問だ。
寺院
*ヴィシュワナート寺院
*ドゥルガー寺院(モンキー・テンプル)
*バーラト・マーター寺院
それぞれの寺院には、リクシャを使うと便利だ。交渉次第で安く行ける。
ラームナガル城
ラームナガル城の中には博物館がある。あまり、博物館は面白くはないが、川を越えた向こう岸にはまた違った風景あるから、足をのばすのも良いかもしれない。乾季には橋が架けられる。時間はかかるがボートで行くことができる。

お勧めのゲストハウス
*ヨギニ・レストハウス U
久美子ハウスの真後ろ。部屋からガンガーが一望できて、清潔。ホットシャワーがついていて、料金は安い。ヨギニ・レストハウス Tはもっと安いが少々汚い。ここのオーナーはとても優しく、笑顔が絶えない人だ。

*ヴィシュヌ・レストハウス
久美子ハウスのすぐ隣。ここの屋上にあるレストランからは眺めがとてもよい。(料理は物によるが、味がちょっと・・・・)ドミトリーには日本人や韓国人がたくさんいて、情報交換がたくさんできる。

私はヴァーラーナスィーで危険だと思ったことはないが、行方不明者などがでていて、あまりよくない噂を耳にした。夜の一人歩きはやめておいたほうが懸命だ。

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送